会話が苦手な人のための話の広げ方

話し方のコツ
話し方のコツ

会話が苦手な人は話の広げ方がわからないという人が多いのではないでしょうか?どうやって話の広げればいいのかわからないので会話すること自体を避けてしまったりしてしまいます。

話の広げ方って親も学校でも誰も教えてくれないですよね。みんな独学です。

それでも話を広げるのが上手い人がいるんですよね。

そういう人はもともと話し上手で話の広げ方を教わらくなくと自然とできるのでしょう(うらやましい)。

話を広げることができずに悩んでいる人はどうすればいいのでしょうか?そんな人のために解決策をご紹介します。

話の展開は2種類ある

会話するうえで話を展開するやり方は2つあります。

話を広げる

まずは「話を広げる」です。

これは話題Aがあって話題Bになり話題Cになるように話が変わっていくことです。

例えば「人気のおいしいラーメン屋さんがある」という話題から「行列に一人で待つのが苦手」という話題になり「暇つぶしに丁度いいアプリ」の話題になるといったことです。

話題がどんどん転換していきます。

会話が盛り上がると、そういえば何の話をしてたんだっけ?となることもよくあります。

話を深める

2つ目は「話を深める」こと。

これは次々に話題が変わるのではなく、話題Aを深堀りすることです。

上の「人気のおいしいラーメン屋さんがある」という例で言うと、「ラーメン屋さんの最寄り駅」、「味付けやお店の雰囲気」、「その店の口コミ評価」などを話題にします。

ラーメン屋さんについての詳細を会話していくイメージです。

会話が苦手な人は「話を広げる」ができない

会話が苦手な人は話を広げることができません。

会話は自分と相手との話のやり取りです。

相手のターンがあったり自分のターンがあったりしますよね。

会話が苦手だと自分のターンになっても自分の話ができないんです。

ではどうするかというと、相手に質問をします。

もちろん全く関係のない話題の質問をするわけにいかないので、相手の話に関連した質問です。

そうすると相手のターンになり、その質問を答えます。

質問することで相手の話について深堀りすることになるので、この会話は「話を深める」状態になっていますね。

つまり会話が苦手な人は(相手の)話を深めることはできますが、自分から話題を提供して話を広げることができないのです。

話を広げる方法

話を広げるには、気にせずに勇気を出して自分の話をすることが一番です。

ですが、気にせず話せれば苦労しないんですよね。わかってはいるけど、話せない。

自分の話で盛り上がらなかったらどうしようと考えてしまうんです。

そこで自分が話しても相手がちゃんと反応してくれる、会話が続きやすいオススメの話し方をご紹介しましょう。

自分の感想を入れる

話に自分の感情をいれると相手は興味を持ってくれやすいです。

なぜなら人間は感情に興味を持つからです。

「〇〇で怖かった」や「〇〇でおもしろかった」などです。

会話が苦手な人は話に自分の感情が入っていないことが多いんですよね。

自分が思っているよりも「状況説明」に終始している場合があります。

「状況説明」というのは、例えば、「昨日コンビニに行ったら、レジの店員に文句言ってるサラリーマンがいて、スゴイ大声で店員をまくし立てていた。

その文句を聞いてみると、どうやらレジ待ちで混んでるのにレジが1つしか稼働してなかったらしい」。

この話はすべて「状況説明」です。自分の感想が全く入っていません。

店員をまくし立てているのを見てどう思ったのか。

レジが1つしか稼働していないのはコンビニが悪いと思ったのか、キレるサラリーマンがおかしいと思ったのか。

話に自分の感想や考えを入れてみましょう。

そうすると相手の話に対する食いつきが良くなるのがわかるはずです。

情報をたくさん入れる

自分の話には多くの情報を入れましょう。

会話上達本などにも一問一答ではなく一問二答を心掛けましょうなどと書いてあります。

理由は相手に食いついてもらいやすいようにするためです。

情報がたくさんあると食いつくフックが多くなります。

例えば相手からこんな質問をされた場合。

相手

「休みの日は何してたの?」

自分

「特に何も、家にいた」

相手

「・・・・」


これでは、相手はフックを見つけられず、話をスルーしてしまいます。

相手が簡単に食いつけるようにたくさんの情報を入れてあげましょう。

相手

「休みの日は何してたの?」

自分

「家にいた。昼間は読書して、晩御飯は自炊した」


情報が多くなったのでフックがわかりやすくなりました。

相手は「読書って何を読んだの?」や「料理は何作ったの?」などの質問をしてくれたり、「私も自炊してる」と相手がエピソードを話してくれたりします。

たくさんの情報を自分の話に入れることで、相手が話しやすくなるので会話続けやすくなります。

まとめ

会話が苦手な人に向けた話の広げ方でした。

何を隠そう私も会話が苦手で話の広げ方がわかりませんでした。

どうすれば良いのか考えて、調べて実践した汗と涙の結晶がこの記事です。

ホントにちょっとしたコツで相手の藩王が変わって話が広げられるようになりますし、会話が盛り上がりますよ。

ぜひあなたの会話にも取り入れてみてください。

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