人前で話すときの緊張その原因と効果があった対策

話し方のコツ
話し方のコツ

人前で話すときって緊張しますよね。

世の中には、仕事でのプレゼンや結婚式でのスピーチ、就職面接など緊張してしまう場面はたくさんあります。

本番前の心臓がバクバクするのってイヤですよね。

私はとてもあがり症で、人前で話すことが苦手です。

以前人前でスピーチする機会があり、マイクを渡されて話始めるのですが、あまりの緊張に一言目の声が裏返ってしまいました。

ちらっと横を見るとマイクを渡した人が、笑うのをこらえて顔をそむけている姿を発見したという苦い経験があります。

そのトラウマのためか人前で話すとなると、とても緊張してしまいます。

でも、そんな私でも緊張が緩和する方法を見つけましたので、参考にしていただければと思います。

緊張する原因

そもそも緊張するのはどうしてなのか?原因はいくつか考えられますが、主要因の2つをご紹介します。

完璧にやろうとする

イメージした理想があって、それを完璧に実現しようとしてしまうことです。

例えば、プレゼンでは話し方は滑らかで、声のトーンは聞きやすく、テンポも絶妙。

ツッコミどころがない内容と良くまとまっているプレゼン資料。

聴衆の反応も好意的で笑顔で話を来てくれている人もいる。

というような、完璧を追い求めてしまって、自分を追い込んでしまうことがあります。

失敗を恐れている

人前で失敗してしまわないかと恐れています。

失敗とは、うまく話せなくて恥をかいてしまう、頭の中が真っ白になって言葉が出てこなくなってしまう、自分の話が聴衆に受け入れられない、などです。

こういった失敗を想像して不安にかられ緊張してしまいます。

効果があった緊張への対策

ネットなどで、緊張することへの対策は「練習をしっかりやりましょう」とか「失敗をしてもいいんだと考える」などと紹介されています。

とはいえ、練習はもちろんやりますし、失敗はしたくないのが正直なところ。

そこで、ここでは私が実践してみて効果があった方法をご紹介します。

緊張していると認める

緊張すると、その緊張をなんとか抑えようとか失くそうとしてしまいがちです。

私もいろいろな方法で緊張をなくそうと試みましたが、なくなったためしがありません。

無理に抑え込もうとすると逆に増大してしまう場合もありました。

なので、抑え込んだり失くそうとしないで、緊張に正面から向き合うほうが良いです。

「緊張しているな」と自分で認めてあげます。

そうすると緊張している自分を客観視できるので、冷静になれます。

声に出すのも効果的です。

緊張していることを認めて、緊張の中でどうやって話そうかを考えるほうが結果的にうまくいくんですよね。

笑顔になる

調べたところ、笑顔になると運動パフォーマンスが向上するようです。

表情筋がゆるむことで、体の無駄な力が抜けて動きが良くなるとのこと。

話す場合も同じことが言えます。話すことは口や喉お腹の筋肉を使った運動ですよね。

緊張すると上半身に力が入ってしまうことが多く、血液が上半身に集まっている感覚すらあります。

この無駄な力を、笑顔をつくることで抜いてあげるわけです。

笑顔をつくっても体の力が抜ける実感がないので、効果があるのかわかりにくですが、体の奥で無駄な力が抜けていると信じることで落ち着くことができます。

信じる者は救われます。

体を大きく広げる

緊張状態のときの体はどうなっていますか?体を縮こませているのではないでしょうか。

私も緊張すると、お腹をへこませて猫背になりがち。

もう足を抱えて体操座りをする勢いです。

でもこれは当然のことで、体を守ろうとしているんですよね。

緊張していると不安やストレスにさらされます。いわゆる危険状態です。

そうすると、防衛本能からお腹を守ろうとします。

自然と大切な臓器が集中しているお腹を守る体制をとるんです。

そんなときに逆の行動をしてみます。体を大きく広げてみましょう。

万歳したり、両足を広げてみたり、お腹や胸を張ったりしてみます。

心と体はつながっているので、体が縮こまっていないということは危険状態ではないと心に思わせます。

つまり体を広げることで心を操るわけです。

ちょっと怪しげに思われるかもしれませんが、これが意外に効果があります。

こちらも参考になりますので見てみてください。

ボディランゲージが人を作る

まとめ

緊張する原因とド緊張する私がやってみて効果のある方法をご紹介しました。

人前で話すことは何度やっても緊張してしまいます。

緊張によって話が上手くできずに自分を責めてしまうことはとても残念ですよね。

今回ご紹介した方法は、どこでも簡単にできるものばかりですので取り入れてみてください。

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