口下手でも聞き上手になって「話す」と「聞く」の割合を3:7にすればコミュニケーションがうまくいくというのをネットや本でよく目にします。
でも本当の口下手な人はその2~3割すら話すことに苦労するのではないでしょうか?
私も口下手で会話の2~3割は自分で話さないといけないのかと負担に思いました。
そしてそのネットや本に2~3割をどう話すかは載ってなかったりするんですよね(なんて不親切)。
そこで今回は2~3割の話し方をご紹介します。
聞くこと7割話すこと3割
会話を盛り上げるには相手に話させることが重要です。なぜなら聞き上手が好かれやすいから。
仕事で営業先に行っても先方に気持ちよく話してもらったほうが営業成績が良いという話を目にしたこともあるでしょう。
口下手な私たちには希望が持てる文言ですよね。
ただ、「話すこと2~3割」:「聞くこと7~8割」というのは聞き上手になりましょうという情報で、聞き上手になるテクニックばかりです。
「傾聴する」「適切な質問」「相づちの仕方」など。
世の中の人はそんなに話すことばかりしているのか!?というくらい「聞き上手になりましょう」と言われています。
自分の話もしないといけない
会話を盛り上げるには2~3割は自分のトークをしないといけないのです。
話すことを放棄してしまって会話を盛り上げることはできないということです。
ちなみに「質問」や「相づち」はこの2~3割に入らないと考えましょう。
入ったとしても0.2~0.5割くらいのものです。
もし自分が質問ばかりしていたら、頑張っても割合は1:9が限界です。
コミュニケーションのベストである「話すこと2~3割」にはならないですよね。
割合を2~3割にするためにはやはり自分でトークもしなければいけないということです。
2~3割はどう話す?
では2~3割をどう話せば良いのでしょうか。
相手の話への自分の考えや感想
口下手な人の会話のスタートは相手から話を始めるか、こちらからの質問するパターンが多いですよね。
相手が話をしてくれたら、その内容を受けて自分がその話に関してどう思っているのかを入れて話しましょう。
たとえば「この前の休日はゴルフに行った」という話を相手がしたら、「うらやましいなぁ、天気も良かったし気持ち良さそうだね」とか「ゴルフはやったことはないのですが、おもしろいところはどんなところなんですか?」など。
ポイントは自分の考えや感想を入れて話すということです。人は考えや感想などの感情に興味を持つので会話が盛り上がっていきやすいです。また、自分の考えや感想を入れて質問をし直すのも効果的です。
会話に関連した自分のエピソード
会話に関連したエピソードトークをする必要があります。
エピソードトークといっても短いものです。
30秒~1分程度のもので大丈夫です。相手が2~3回相づちを打つくらいの長さです。
自分が話をする時間を持っている状態。
たとえばゴルフの話ならば、「私は先日友人とゴルフショップに行って、安いボール12個を買ったんですよ。(相づち1)で、ゴルフ場行ったら下手だからそのボール1日で全部使い切っちゃったんです。(相づち2)
でも自分のボール探しているうちにロストボールたくさん拾ったので結局、ボールの個数は増えて帰ってきました。」というようなショートエピソードを入れると会話はより盛り上がります。
自分の話ができるような話題だったらエピソードを話し、自分で話すネタがないようならば自分の意見や考えを入れて質問をするというスタンスで会話をしましょう。
まとめ
2~3割の話し方をご紹介しました。自分の話をどうすればいいのかわからないという人はぜひ参考にしてみてください。
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