自分から話題提供できない理由

話し方のコツ
話し方のコツ

あなたは自分から話題を提供していますか?

雑談などで自分から話をしたり盛り上げたりするのって大変ですよね。

私はあまり自分から話題を提供することはできませんでした。

それは「自分が話した話題が盛り上がらなかったらどうしよう」と考えてしまい、話したい話題があっても遠慮してしまうからです。怖がっていたとも言えます。

話題が提供できる人は、常に話の中心にいて明るく楽しそうにしています。

一体どうやったら話題を提供できるようになるのかと色々調べて、気がついたことがありました。

それは、話はこうあるべきだと勝手に決めつけていたということでした。

その決めつけていたことに気づいてから、徐々に自分から話題提供できるようになりました。

話題提供できない人がとらわれていること

サーカスの像の話をしていますか?

サーカスの像は小さい頃に足を鎖でつながれて、逃げようとしても逃げられません。結局無理だとあきらめてしまいます。その像が大きくなって、鎖を切れるくらいの力がついたのに逃げようとしないという話です。

自分で決めつけたことにとらわれてしまい動けなくなるのは像ばかりではありmせん。人間も同じです。

「おもしろい話」か「つまらない話」か

話題を提供できない人は、話は「おもしろい話」か「つまらない話」のどちらかであると決めている場合が多いです。

そして、自分はおもしろい話をする自信がない、自分が話すとつまらなくなるからやめておこう、となってしまいます。

私は、話題を提供するということは、おもしろい話をしてその場を盛り上げる必要があると考えていました。

それもこの「おもしろい話」か「つまらない話」の2択しかないと勝手に決めつけていたからです。

コミュニケーション下手なわけではない

話題を提供することは苦手ですが、コミュニケーションができないわけではありません。

自分から挨拶したり、要件を伝えることはできます。

要件を伝えるとは、「注文お願いします」とか「この書類をまとめてください」など。

また相手に質問することも特に問題ありません。

これらはできるのに、話題提供となると苦手になってしまう理由はなんでしょうか?それは、挨拶や要件には「おもしろい」、「つまらない」という基準がほぼないからです。

「おはようございます!」といって笑いが起きなかったらどうしようとは考えませんよね。だから自分からできます。

でも、雑談やエピソードトークにはおもしろい」、「つまらない」の基準を当てはめてしまう。

そして、おもしろい話をしなければいけないという呪縛にかかり動けなくなってしまうんです。

自分から話題提供するには

「おもしろい」、「つまらない」という2択の基準は自分で決めたものなので、その基準を外せば話題提供もできるようになってきます。

そもそも、話というのは「おもしろい」、「つまらない」という2択だけではありませんよね。

でも、それがなかなかできない。

話をするからには盛り上げたいという気持ちと、つまらなかったらどうしようという恐怖が存在するからです。

では、話がおもしろいかどうかにとらわれている自分をどうやって解放してあげればいいのでしょうか?私が実践して、やりやすかった方法をご紹介します。

目的を「教えてあげる」にする

話す目的を「おもしろい話をして盛り上げる」から「教えてあげる」に変えてると話しかけやすくなります。

話題を教えてあげようとすると話がおもしろいかどうか気にしなくて済むみます。

自分が持っている話題や情報を知らない人に教えるのが目的なので、伝え終わると目的達成です。

その後の展開(盛り上がるかどうか)や評価は関係ありません。

なので、「おもしろい」、「つまらない」という2択の基準にとらわれていた私は、話す目的を変えたことでより気軽に話題を提供できるようになりました。

上司や先輩など目上の人にもかまわず、教えてあげる気持ちで話します。

自分が先生なので、上から話をするような態度でもいいかもしれません。

遠慮しがちな人はそれぐらいになったほうがスムーズに話せます。

共通の知人の話題が話しやすい

では、どういう話題を「教えて」あげればいいのでしょう。

共通の知人の話題が一番話しやすかったです。

聞き手が知らないであろう、その人の言動を教えてあげればいいのです。

「〇〇さんがお店の店員さんに怒られていたのを見かけた」など。

そこから話が広がればベストですし、広がらなくても、落ち込むこともありません。

広がらなかった場合は、次の話題を教えてあげればいいんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。結論から言うと、おもしろいかどうかを気にし過ぎないければ、自分から話題提供はできます。

話し方の本などを調べてみても、「話がおもしろいかどうかは気にしないこと」とよく書かれています。

でも、どうやったら気にしなくなるのかまでは書かれていないことが多いです。

気にしなくなる方法は、人それぞれやり方が違うからだろうと推測します。

でも一番そこか知りたいんですよね。

だから書いていないとモンモンとしてしまいます。

今回ご紹介した方法があなたの参考になれば幸いです。

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