思ったことを人前で発言することができない心理

話し方のコツ
話し方のコツ

人前で発言するのを遠慮してしまうことありませんか?

頭の中で意見やアイデアが浮かんでも発言できずに消化不良になってしまうなんてことがあります。

でも、あなたにも発言する資格は十分にあります。

発言しなくて良い人間はいません。

思ったことをため込まずに発言するにはどうしたらいいのでしょうか。

言いたいのに発言できないのは?

自分の意見は持っているのに人前で発言できない理由はどんなものがあるのでしょうか。

変な発言をしてしまう不安

「え?なんでそんなこと言うの」とか「今、そんなこと言わないでよ」と思われてしまうのではないかと不安になって発言したくてもできないことがあります。

特に自意識過剰な人は、人からどう思われるかとても気になってしまうんですよね。

また、変なことを言って自分の評価を下げてしまうリスクを負うよりは発言しない方が良いと判断する場合もあります。

発言を否定される恐怖がある

自分の発言を否定される恐怖があり、発言を躊躇してしまうこともあります。

誰しも否定されるのはイヤですよね。

ただ発言できない人は否定されることを非常に恐れます。

自分の発言を否定されると、受け入れてもらえなかった落胆と恥ずかしさのあまり、いたたまれなくなります。

それが実際起こってしまうのではと想像すると体が動かなくなってしまうんです。

素晴らしいことを言わないいけない

素晴らしい良いことを言わなければいけないと自分で自分にプレッシャーをかけてしまいがちです。

発言するということはみんなの時間と意識を自分に向けてもらうわけですから、そんな状況でくだらない発言はできないと考えてしまい発言するのを控えてしまうことがあります。

責任感が強かったり、真面目な人はこのように思ってしまう人が少なくありません。

発言するためには

どんな人にも発言する資格があります。

そして、どんな発言でも何らかの価値が必ずあるものです。

絶対的な正解はない

発言に絶対の正解はありません。

学校のテストであれば正解がありますが、会議や打合せでの発言に正解はありません。

一見おかしなことに見えても、見方や角度、状況が変われば素晴らしいアイデアになったりもします。

つまり間違っている発言というのはないということ。なので自信を持って発言して良いわけです。

根拠やデータを用意

自分の発言の根拠やデータを用意しておくと発言する勇気が出ます。

仮に質問されても否定されても大丈夫なように準備万端にしておけば怖いものはありませんね。

否定されたら謝ればいい

根拠やデータがないから発言してはいけないというわけではありません。

すぐに集められない場合もあります。

もし相手の意に添わなくて否定されたら「あっ、すみません」と言えばOKです。

別にガッカリすることも恥じることもありません。

その時の意見が否定されたからと言って人生が狂ってしまうでしょうか?将来の夢や目標がダメになるでしょうか?落ち着いて考えてみると、1回の発言の影響は限定的です。

大勢に影響はないんですよね。

初めに何らかの発言しておく

初めに発言しておくとその後に発言することも気楽にできます。

例えば、会議であれば初めに「(会議を)始めてもよろしいでしょうか」と音頭をとってみたり、わからないことを質問してしまうのも良いです。

ずっと黙っていて突然発言するのは勇気がいりますし、ハードルも上がりますからね。

1回何らかの発言しておくのは有効な方法です。

まとめ

人前で発言することが苦手なことについてお伝えしました。

自分の発言には必ず価値があります。なので自信を持って発言しましょう。

そこからいいアイデアが出るかもしれないですし、相手にとって有意義な意見を聞くことになることもあります。

たとえ周りがイマイチな反応であっても、特に影響はありません。

むしろ発言したいのにできなかった消化不良の方が精神的に影響があります。

思ったことはため込まず発言していきましょう。

コメント