世の中にはいろいろなタイプの人がいます。
コミュニケーションでいうと、たくさん話したがる人、できるだけ話さないようにする人、全く話そうとしない人など。
シャイで口下手な人は、基本的に自分のことをあまり話そうとはしません。
私はシャイで口下手なのですが、自分の主張がなかなかできないことが多いです。
なので、自分の本当はやりたい事や欲しいものを他の人に取られてしまって、損な性格だなと思うことも。
ちゃんと自分の主張をすれば良いだけじゃないと思われたりするのですが、これが簡単ではないんですよね。
私のように人知れず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
シャイで口下手を治すには、まずは自分を知って、認めてあげることです。
会話しているときの自分は?
会話しているときの自分を思い出すと、どうしていますか?どのようなタイプかによって、コミュニケーション能力に大きく差が出てきます。
よくしゃべる
よく話しているのであれば、話題に中心にいることが多い人です。
他人に対する警戒心が薄くオープンで、話し好き。
自分から話題を提供する人であり、質問されなくても自分からどんどん話し出します。
自分が一番おもしろく話ができると自信があったりもします。
質問されたらしゃべる
自分からどんどん話すわけではありませんが、質問されたらよく話す人です。
場面や相手に応じて何をどこまで話すかを柔軟に判断します。
主張することもできるし、遠慮することもできる臨機応変タイプです。
質問に対し必要最小限でしゃべる
基本的に他人に心を閉ざし気味の人です。
自分から話題を振ることはほとんどなく、受け身の状態です。
相手から質問をされたら、一言二言で返すので、会話が続かないことも。
シャイで口下手な人はここに当てはまる人が多いです。
ほとんどしゃべらない
一般的に言う「暗い人」です。
他人に心を開くことはしません。
シャイで口下手な人はこちらに当てはまることもあります。
また、コミュニケーション障害や失語症などの病気である可能性もあります。
シャイな人は秘密主義
シャイで口下手な人は、自分のことを他の人に話したがらないので、周りの人から良く言えばミステリアス、悪く言えば秘密主義と思われてしまうことが多いんですよね。
私もどちらも言われていました。
自分のことを話さないのは他の人に心を閉ざしているからです。
なぜ心を閉ざしてしまうのでしょうか?そしてどうすればオープンになっていけるのでしょう。
他人からの評価を気にしすぎる
シャイで口下手な人は、自分の思っていることや感情を他の人に知られまいと振舞ってしまいます。
もちろんシャイで口下手でないひとでも、自分の考えや気持ちを表現することを多少セーブする人は多くいますが、セーブする度合いが大きいのです。
他の人に対して警戒をしてコミュニケーションをできるだけ断とうします。
それは他人からの評価を気にしてしまうからです。
少しでも自分を見せて、つまらないと評価されたらどうしよう、恥をかかされてしまうのではないかと思って、身の安全のために防御策をとります。
その防御策というのが、自分の内面を隠して話をしないということです。
他人に対しオープンになる
他人に対してオープンになるには、他人の評価を気にしすぎないことです。
それができたら苦労しないと思われてしまいそうですが、シャイな口下手な人は必要以上に気にしすぎてしまいます。
人間はすべからく「自分」にしか興味がありません。
他の人は自分が思っているほど見ているわけでもありませんし、覚えているわけでもありません。
実際に自分のことを話してみると、よくわかります。
どういう評価を受けるかとても不安になりますが、案外気にしすぎるほどの拒否や反対されたりすることはありません。
また仮に拒否や反対されたとしても、単にその人の意見というだけです。
世の中にはいろんな人がいて様々な考えがあります。
その人の意見が正解というわけでもありません。
気にするだけパワーを浪費してしまいます。
また、他人にオープンになればなるほど、警戒したり、隠すために使っていたパワーを使わなくてよくなります。
私も他人の評価を気にしすぎなくなったら、とてもラクになりました。
自分がどれだけのパワーを自己防衛に使っていたかがわかりますよ。
まとめ
世の中にはいろんなタイプの人がいます。
足が速い人もいれば、遅い人もいます。算数が得意な人もいますし、暗記が得意な人もいます。
コミュニケーションでもそうです。
話し好きな人がいて、寡黙な人もいます。
自分がどういうタイプなのか、シャイで口下手なら、そういう人間なんだと向き合って認めてしまう。
そこで自分を否定する必要はありません。
ちゃんと向き合って自分で認めてあげれば、以前よりも自信がでてきます。
自信がでてくると過剰に自己防衛する必要もなくなって、他人に対して心を許せるようになっていきます。
そして、なりたい理想の自分に近づけるはずです。
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