人と信頼関係を築くのって難しいですよね。
信頼関係を築くのにはコミュニケーションが欠かせませんが、それがうまくできないという人はたくさんいます。
その一方で信頼関係を簡単に築いてしまう人もいます。
信頼関係を築きやすい人はどんなコミュニケーションをしているのでしょうか。
改めて見てみると、単純なことなのですが信頼関係を築くのが苦手な人はそのままマネするのは難しいので、少し工夫する必要がありそうです。
信頼関係を築くメリット
信頼関係を築くメリットは、その人との関係が「ホーム」になるということでしょう。
ホームというのはスポーツで言う本拠地のことです。
ホームではいわゆる自分の味方ですので、困ったときは助けてくれます。
また信頼関係ができているので相手に誤解されたり悪く思われることが減り、トラブルになることを避けられます。
またホームでは自分の言動がしやすくなるんです。
思っていることを正直に相手に伝えられたり、遠慮して行動を起こせないということも減ります。
つまり、素を見せられることができるようになり、ラクにコミュニケーションがとれることになるんです。
そして信頼関係の輪が広がっていけば、そのグループがホームとなり、所属欲求が満たされます。
自分の居場所を見つけられるというわけです。そうすると精神的な安定感、安心感を得られることになります。
コミュニケーションでの違い
コミュニケーションにおける信頼関係を築きやすい人と築きにくい人の違いについてお伝えします。
信頼関係を築きやすい人
初対面の人は大抵警戒しています。
でも信頼関係を築くのが得意な人が話をすると、簡単に「警戒」の段階を越えて相手や周りの人を「ホーム」にできてしまうんです。
自分のミスや失敗したことも相手に話して笑いにしてしまうこともしばしば。
俗に言う「可愛がられる人」とか「人たらし」とか「話し上手」と言われます。
また、話を聞く態度も信頼されやすいです。
例えば、たくさんの人の前で話をしていると、聴衆の中によく笑ってくれたり、頷いてくれたりしてくれる人がいます。
こう言う人たちがいると話し手は話しやすいですよね。
俗にいう「オープンな人」とか「人懐っこい人」とか「誰とでも仲良くなれる人」と言われます。
話し手から信頼を寄せられるわけです。
信頼関係を築きにくい人
信頼関係の築きにくい人は話をしても、「警戒」の段階をなかなか越えられません。
自分の話をあまりしなかったり、隠してしまいがち。
それは「本当の自分を知られるのが怖い」とか「バカにされることが怖い」とか「良い人だと思われたい」という気持ちが人一倍強いからです。
俗にいう「口下手」とか「コミュ障」などと言われたりします。
そして聞く態度も自分の心を相手に見せようとしません。
人の話に対してあまりリアクションも取らないので、何を考えているかわからないように見えます。
本心が知れないので信頼関係を築くのが難しいと感じられます。
俗にいう「人見知りな人」とか「リアクションが薄い人」と言われる人たちです。
信頼関係を築くには心をオープンにすること
信頼関係を築きやすい人は心をオープンにしています。
自分のことをさらけ出す必要があるということです。
でもこの心をオープンにするということが難しいんですよね。
信頼関係を築きたいけど心をオープンにするのは苦手という人は下記の方法を参考にしてみてください。
先に自分からオープンに
自分から先にさらけ出しましょう。
これができるなら苦労はしてないと思うかもしれません。
でもこれを避けていては信頼関係を築くのは難しいままです。
というのも、心をオープンにしない、閉じている状態は全身に鎧をまとっているのと一緒です。
鎧をまとい「私に心を開きなさい」と言っても相手はなかなか心をオープンにはできないでしょう。
鎧をまとった人を目の前に丸腰になる人はいないからです。
相手を丸腰にさせるためには、先ず自分が鎧を脱ぐ必要があるのです。
少しずつ時間をかけて
信頼関係を築きやすい人は、自分から一気に丸腰になれます。
でも丸腰になるのは勇気がいりますよね。
信頼関係が築きにくい人は少しずつで鎧を外すことです。
急ぐ必要はありません、ゆっくり時間をかけていいのです。
ただ、先に自分から鎧を脱ぐことを忘れないように。
全部とは言わないまでも兜を脱ぐのは自分からという姿勢をもって、少しずつ甲冑を脱いで自分を開示していくようにしましょう。
鎧を外すごとに相手との距離は縮まっていくはずです。
まとめ
信頼関係を築きにくい人の信頼関係を築く方法をお伝えしました。
人間は一人で生きていくことはできませんよね。
生きていく上で人間関係を構築していく必要があります。
その人間関係においてお互いを信頼するというのはとても重要です。
そしてプライベートでも仕事でも信頼関係を築くメリットはたくさんあります。
信頼関係を築くのが苦手な人にもちゃんと方法がありますので、焦らずゆっくりお伝えした方法をぜひ試してみてください。
コメント