部下や後輩を上手に叱ることはできますか?上手に叱るというのは、叱られた人も納得して、わだかまりがないこと。
もしくはさらにお互いの信頼関係を強めることができる叱り方です。
コミュニケーションに自信がない人は、部下や後輩に嫌われてしまったり、反発されることを気にして、叱ることに対して苦手意識があることが多いです。
また、叱られた経験が少なく、ハラスメントに敏感な人が増えています。
なので上手な叱り方を身に着けておくことをおすすめします。
「叱る」と「怒る」は違う
叱ることが苦手な人は「叱る」と「怒る」の違いを明確に分けていないことがあります。
「叱る」と「怒る」は別物です。
確かに声を荒げたり、語気を強めることがあるので「怒る」というのは自分の思い通りに相手をコントロールしたい場合や従わせたい場合に出るものです。
相手のことは二の次で自分の感情をぶつけることが第一です。
一方「叱る」は相手の誤りを訂正して改善しようとする注意やアドバイスのことです。
相手のことを第一に考えて成長を促すことを目的にするので「怒る」とは違います。
上手な叱り方
人は「ほめて育てよう」とか「ほめられて伸びるタイプ」ということが良く言われます。でもほめるだけでなく時には叱ることも大切です。
叱ることが相手にとってプラスになることだってあるのですから。
そのために上手に叱る方法を身に着けておきましょう。
「なぜ」ではなく「どうして」
叱るときに「なぜこんな事をしたのか?」とか「なぜそう思ったのか?」と問いただすことがありますよね。
でも「なぜ」と言うと、その人の人格や能力に疑問を呈することになりかねないので注意が必要です。
それよりも「どうしてこんな事をしたのか?」とか「どうしてそう思ったのか?」という言い方だと、プロセスを問いただすことになるので叱られる方も理由や原因を正直に言いやすくなります。
「なぜ」と言いたくなったら「どうして」に変えてみましょう。
すぐに叱る
叱るべきことに気付いたときは直ちに叱りましょう。
後から「この前のあの件なんだけど・・・」と言っても相手は記憶を遡らなくてはいけないので実感が湧きにくいのです。
また、今更言われても相手は過去に遡って対処することはできないので、やりようがなくストレスに感じることもあります。
「後から叱ろう」とか「タイミングをみて叱ろう」とせず、相手の記憶が鮮明なうちに気付かせた方がすぐに改善できる可能性も高いですし、より効果的です。
1対1で叱る
叱るときはその人と1対1が基本です。
人前で叱って、恥をかかせる必要はありません。
人前で叱る理由に、みんなの前で一人に叱って、他のみんなにも気を付けてもらうという意図があるのかもしれませんが、それは叱る側の怠慢です。
叱った後にみんなにも注意を促せば良いだけ。
別室や喫茶店などに呼び出して1対1で叱るべきです。
叱るには普段から信頼関係を築いておく
普段から部下や後輩とコミュニケーションをとって信頼関係を築いておくと、たとえキツく叱ったとしても相手は理解してくれます。
叱った方も相手はわかってくれると信じられます。
でも信頼関係ができていなくて叱ると、自分が心配になるんです。
相手のことを思って叱ったけれど、単に怒られたと感じて不快に思ったり、落ち込んでしまうのではないかと気になってしまうのですよね。
なので叱った後の人間関係をスムーズに運ぶためにも普段から信頼関係をつくっておくに越したことはありません。
まとめ
上手な叱り方をご紹介しました。
叱ることで人間関係が壊れてしまい気まずくなるのではと心配してしまいがちですが、叱らないことで、言えなかったストレスをため込むことになってしまいます。
また相手が改善する機会を潰すことにもなりかねません。
相手への思いやりや愛情をもって上手に叱れば相手は必ずわかってくれます。
そのことを理解して、叱るべきときは適切に叱ることが大切です。
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