話の切り上げ方がわからずに雑談ができないと悩んでいませんか?電話でも実際に会って話すのでも、少し話そうとしただけのに、切り上げ方がわからず延々と話が続いて、いつの間にか相手に嫌がられていたり、自分がくたびれたりしてしまいます。
そして話しかけるにしても、終わり方がわからないと始めるのに躊躇しますよね。話の切り上げ方がわからないから話しかけられずに雑談する機会を逃してしまうこともあります。
そこで今回は、話の切り上げ方についてご紹介します。
話を切り上げられないのは
自分から話を切り上げたら相手を不快にさせるのではないかと考えてしまいます。
これは周りの空気をよく読める人に多い悩みかもしれません。
タイミングがわからない
話を切り上げるタイミングがわからない人も多いのではないでしょうか。
あまり早く切り上げると、相手に「つまらなかったのかな?」と思わせてしまう気がします。
逆に切り上げるのが遅いと「会話が終わらない」と相手にうんざりされてしまうでしょう。
また相手がまだ話そうとしているのを見誤り、うかつに切り上げようとして相手の話の腰を折ってしまうかもしれません。
どう言えば自然なのかわからない
何と言って切り上げればいいのかわからないこともありますよね。
「そろそろ戻ります」とか「それじゃ」などと言って不自然にならないか、もしくは相手を不快にさせてしまわないか心配です。
人間関係を悪化させたくない気持ちがありますよね。
でも何がベストかわからないので、何も言わずになんとなく相手の前から消えてしてしまうことも。
話を上手に切り上げるには
話の切り上げ方は雑談するうえで重要なポイントです。
あえて沈黙をつくる
沈黙をつくるのは、自分が話し手のときです。雑談を切り上げよう思ったら意図的に沈黙します。
沈黙というと怖いイメージがあるかもしれませんが、3~4秒程度です。
3~4秒程度であれば気まずくなることもありませんので安心してください。
何も話さないことで話題が終わったことを相手に伝えられます。
この沈黙で切り上げるタイミングをつくるのです。
その後切り上げる言葉を言って終わることができます。
相手が息継ぎしたとき
自分が話しているときは切り上げるタイミングをつくりやすいですが、相手が話し手のときは注意が必要です。
相手の話の腰を折って不快にさせてしまう可能性があるからです。
なので話の終わりを狙います。話を普通に聞いていればその話の終わりがわかりますよね。
話が終わった直後、息継ぎをする瞬間があります。そこが切り上げるタイミングです。
これは話の終盤にかけて集中力が必要になってきます。
息継ぎをして相手がまた話し出してしまうとタイミングを逃すことになるのでぼーっと聞いていられません。
スピード勝負。相手がしゃべり出す前に切り上げる言葉を発しましょう。
話を切り上げる言葉はハッキリ言う
話を切り上げる言葉はなんでも構いません。
「そろそろ時間なので」でも「次の予定がありまして」でも「じゃあ、また」でもなんでもOKです。
ただしその言葉をハッキリ言うことがポイントです。
タイミングさえ間違えなければ相手が不快になることはありません。
むしろ不快を与えてしまうのは、会話を終わりたいのを暗に示してしまうときです。
例えば、そわそわしたり、時計を何度も見たりすることで相手にわからせようとすると相手は不快に感じやすいです。
また相手がそのことに気づかない場合は、話が続いてしまってこちらがイライラしてしまうことにもなりかねません。
正直にハッキリと切り上げることを伝えたほうが互いに気持ちの良いものです。
ちなみに何も言わずに黙って相手の前から消えるのは不信感を抱きますので注意してください。
まとめ
終わり良ければすべて良し。これは雑談にも当てはまります。
気持ちよく雑談を切り上げられれば人間関係を良好に保てます。
ぜひこの記事を参考に雑談を今まで以上に楽しんでください。
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