自分から相手に話しかけられない人は、会話が続くかどうかを心配しています。
話題は相手に振って、そのあと会話が続くかわからない。
最悪の場合、沈黙になって気まずい空気が流れるのではないかと考えてしまいます。
気まずくなるのが怖いので、話しかけるという行動をやめてしまう人が多いのではないでしょうか。私もそうでした。
ただ、話しかけた相手の反応は4つのパターンに分かれるということに気づいてから、以前よりも自分から話しかけられるようになりました。
4つのパターンごとに対応すれば安心して話しかけられますし、会話も続けられます。その4つのパターンをご紹介します。
話しかけられないのはわからないから
街中で知り合いに会っても声をかけられない、複数で話をしていて自分から話題を振れない。そういう悩みを抱えている人は多いです。
自分から話しかけられないのは、話題が思いつかないからという人もいるかもしれませんが、その相手との共通点は瞬時に思い浮かぶはずです。
同級生なのか会社の同僚なのか、など。話題は共通点から何でもいいので話してみればいいんです。
と言われても、話しかけられないんですよね。
それは話題が思いつかないというよりも、会話が弾むおもしろい話題を思いつけないということです。
下手に話しかけ、つまらなくて気まずい雰囲気になったらと不安に感じて怖いんです。
でも常に会話が弾む「鉄板ネタ」なんてなかなか持ってませんよね。
鉄板ネタでない限り、話しかけていけないわけではありません。
そして鉄板ネタではない思いついた話題は、話してみないと相手の反応はわかりません。会話が弾むかもしれないし、そうでないかもしれない。
実はこのわからないというのが恐怖や不安の原因です。
この恐怖や不安があるから話しかけることができないんですね。
逆に言えば、相手の反応が事前にわかれば、不安や恐怖を少なくすることができ、自分から話すことも容易になります。
良い反応の3パターン
相手の反応は4パターンに分けられます。まずは、会話が続きやすい良い反応の3パターンです。
賛同・共感される
自分が話した話題に対して賛同、共感をされると会話は続きやすくなります。
賛同を得ることで話を続けやすくなりますし、「そうそう、それが実は・・・」と相手がエピソードを話してくれる場合もあります。
なので相手から賛同や共感されやすい話題を提供すると会話が続きやすいということです。
質問される
話題に対し相手から「え、そうなの?」、「どういうこと?」と質問されることがあります。
これはその話題に少なくからず興味を持っていますし、その話題をもっと聞きたがっている反応です。
質問に答えてあげることで会話が続けられます。相手からの反応の中で1番良い反応と言えますね。
否定される
話題に対して「いや、違うよ」など否定されるパターンです。
一見否定されるのは悪いことのように思えますが、否定があるということは、相手は反論を持っているということです。まずはその反論を聞きましょう。
相手の反論を聞いたうえで、その反論に賛同するか反対するか対応することなります。
いずれにしても沈黙にすることなく会話が続くので、否定されることも一概に悪いことではありません。
その人の考えがわかりますし、自分が間違っていたことに気づける可能性もあります。
否定されて気まずくなるのでは?、と心配になるかもしれませんが、それは自分の対応次第です。
相手から反論されて、黙ってしまい暗くなったり、あるいは激高してしまったりすると相手は困惑して雰囲気は悪くなります。
人にはそれぞれ考え方があるので、その人のひとつの意見ということをきちんと受け止めて(自分自身が否定されたわけではありませんし)感情的にならずに対応すれば、そこまで心配することはありません。
悪い反応の1パターン
話題に対して反応が悪いパターンというのは1つしかありません。
無反応
こちらからの話に対して無反応のパターンです。
これはどうしようもないので諦めましょう。
相手の体調が悪いのかもしれませんし、忙しくて話をまともに聞けない状態なのかもしれません。
提供した話題がつまらないわけではなく相手の問題と考えましょう。
その場合は「それじゃあ、そこのコンビニ行くんで」などと言って話を切り上げてしまえばいいだけです。
まとめ
相手の反応を4パターンに分けてみました。
4つに分けると反応の見える化でき、相手がどのように反応するか事前に予想することができるので、恐怖や不安は小さくなりますよね。
しかも4パターンのうち3パターン(4分の3=75%)は会話が続きやすいのですから、会話が続くのか気を揉むくらいなら、自分から発言してしまいましょうよ。
あとは4つのうちどの反応なのか冷静に見て対応すればいいんです。
自分から積極的に話しかけて、コミュニケーション能力と人間関係を向上させていきましょう。
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